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NO.09 05.16
関根 健次 氏 (ユナイテッドピープル株式会社  代表取締役)

インターネット選挙活動で判断材料が広がる

禁止されている選挙運動期間中(2週間)に、政治に興味を持った場合、誰かから話を聞かない限り考え方が変わらない。インターネットで情報が見られることは判断をする上で材料が広がるから必要だと思います。様々な人の履歴や講演の映像をインターネットで見ながら選択できるとなると、よりベターな選択が出来ると思います。忙しい人ほどネットは判断材料を仕入れるツールとして重要ですね。

ネットはアクセスの手段。マインドセットを受け身から主体的に

ネット選挙運動を解禁したからといって若者が変わるわけではないと思いますが、まずは情報へのアクセス手段がこれまでよりできるようになります。ただそれとマインドセットは違う問題です。今までは大人も若者も多くの人が受け身で生きてきて、例えば政治の場合はどこか遠いもので自分の生活とは関わりのないものであり、汚いというイメージがあると思います。様々なことから”自分とは関わりがなくて汚いもの”として捉えてしまう。なので、ネガティブな法案やニュースが出るととりあえず反対してしまうということがある。でも本当は自分の生活と密着に関わっています。

“自分自身が主体的に変えていけること”を認識し、政治家が代表として動いてくれていると認識し、力と権利を、もちろん責任もですが、認識して使うことで社会が変わるはずなのですが、どこか受け身で人任せ、他人のせいにする部分があるのかと思います。この自分ごとにしてこなかったというのは共通の課題だと感じています。老若男女問わず、その一人一人が主体的に活発に意見を持って直接的に社会に関わろうという気持ちを持つことが大切だと思います。マインドセットのために必要なものは成功体験なのかも知れません。

成功体験での筋道づくりが大切

社会との接点を見えやすくして、自分が関わるとか得られるという成功体験。そこへの道筋づくりが大切だと思っています。最近のテーマにオーナーシップというものがあります。いまや自分が作れる、または選択が出来る時代にある。政治も自分自身がオーナーシップを持って、自分自身が船に乗って、船の方向も考えて動かせる。そんなオーナーシップという言葉もキーワードになってくるかと思います。そして、このオーナーシップをどう持つかがキーになってくると思います。

“良い勘違い”が広がっていけば政治も変わる

何事も「どうやったら?」が重要ですよね。私は、これからの社会のロールモデルの1つとなりうるグループの軌跡をまとめたドキュメンタリー映画を見つけて、日本で配給しています。そのモデルはヒントになります。そういったちょっと先の未来を先取りして実践しているストーリーを見ることが大事だ。見ることができれば創造力が働いて自分たちもできるはずだと考えるようになります。エネルギーの問題だったらドイツの成功事例を日本で見せるとか。

YouTubeやUstreamを駆使してポジティブな未来ビジョンを見せれば、良い勘違いをする人が増えると思います。「できんじゃない?」という人が増えれば、組織化され、ひとつのモデルケースを作ることが可能になる。

スペインでは、たった一人の人が行動して国が変わった例があります。その人は自宅の屋根に太陽熱温水器を自費で付けて、その結果を発表しました。そうしたら街全体の政策に反映された。一家庭の行動をきっかけに、みんなが設置してモデルケース化された。それが全国に広がっていく。今の政治は見えにくいし分かりにくい。しかし、国民側からビジョンを打ち出し、政治を変えていくことだって出来るのです。

重要なのは議論をするフィールドを用意して深めていくこと

ネット選挙運動が解禁されれば情報共有のスピードが早くなります。つながりのなかったコミュニティとつながるのも容易になる。良い物も悪い物も共有のスピードが早くなるので、そういった意味では諸刃の剣かもしれない。私は、署名TVというインターネット署名サービスを運営していますが、日々いろんな署名がなされています。場づくりは場づくりでしかなくて、そこにはいろんな議論が出てきます。でもそれは選挙活動でも一緒だと思います。重要なのは議論をするフィールドを用意して深めていくことです。そして熟したところで社会が動いていけばいい。

危険性という意味では、薄っぺらい情報やどうなのかと思うようなものも広がると思いますが、しっかり議論を深めて選択していけば、一時的な情報に左右されない情報のリテラシーを持った人を同時に育てていけるでしょう。

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VOICE / ARCHIVE

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No.19

Suzukiさんのサムネイル画像

2012.05.28
古賀茂明氏
大阪府・市特別顧問/元内閣官房内閣審議官

>> ネット選挙は100%大賛成。日本の大きな変革を始めなければ大事な間に合わなくなる。大事な決定をするときに、多くの人が参加して決めてもらいたい...

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No.18

嘉田さんのサムネイル画像

2012.05.28
嘉田由紀子氏
滋賀県知事/未来政治塾塾長

>> 実は、政治というのは未来をつくる。今若い人が仕事が無い、年金がどうなるんだろう。子供も育てにくい。こういう仕組みは過去10年前...

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No.17

Suzukiさんのサムネイル画像

2012.05.27
Emmy Suzuki Harris氏
change.org 日本キャンペーン担当

>> change.orgとは署名活動をサポートするプラットフォームで、毎月15万ほどのキャンペーンがスタートしています。全世界で1600万人ほどの...

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No.15

岩瀬さんのサムネイル画像

2012.05.19
岩瀬大輔
ライフネット生命保険副社長

>> 若いひとが、より政治に関われば、この社会は変わると思う。そのために、インターネット選挙をより使いやすくすることは非常に大切 ...

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No.10

荻上さんのサムネイル画像

2012.05.19
荻上チキ
評論家/「αシノドス」「シノドスジャーナル」編集長

>> まず前提として、選挙や政治に参加「しない」ということは、それは要するに「損をしてもしょうがなくなる」ということです。なにかしらの政治参加を一切...

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No.13

勝谷さんのサムネイル画像

2012.05.19
勝谷誠彦
コラムニスト

>> ネット選挙運動はもちろん解禁されるべきでしょう。日本の選挙は色々縛りが多すぎます。こんな国は世界中にありません。...

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No.12

飯田さんのサムネイル画像

2012.05.19
飯田哲也
環境エネルギー政策研究所所長

>> ネット選挙をもっと活性化するように解禁したほうが良い。去年の3月11日の地震、津波、原発事故以降、日本が大きく変わったのは、日本版ジャスミン革命...

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No.11

岸さんのサムネイル画像

2012.05.18
岸博幸
慶応義塾大学大学院教授

>> 利点として、ネットが現在のように普及し一般レベルにまで使われている状態において、本来投票行為というものは、できるだけ多くの情報を知り、...

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No.10

上野さんのサムネイル画像

2012.05.17
上野千鶴子
社会学者/WAN理事長

>> 私のような還暦すぎた人間でも、今やiPadは手放せない。インターネットがこれだけ普及した時代に、これを政治の世界に持ち込まないということは本当に遅れているというか、既得権益を守りたい...

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No.09

関根さんのサムネイル画像

2012.05.16
関根健次
ユナイテッドピープル株式会社
代表取締役

>> 禁止されている選挙運動期間中(2週間)に、政治に興味を持った場合、誰かから話を聞かない限り考え方が変わらない。インターネットで情報が見られることは判断をする上で材料が広がるから必要だ...

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No.01

宮台さんのサムネイル画像

2012.05.14
宮台真司
社会学者

>> ウェブサイトについて言えば、これは文書の“頒布”ではない。なぜかというと、渡すのではなくて、わざわざ知りたい人が情報を取りにくるわけですよね。簡単にいえば「PUSH」ではなくて「PULL」型である...

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No.01

津田さんのサムネイル画像

2012.05.12
津田大介
ジャーナリスト/メデイアアクティビスト

>> インターネット選挙解禁をするかしないか、民主党が政権をとった2009年以降ずっと大きな問題であったが、このようなことを禁止している先進国はないので、政治の情報がインターネット...

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No.01

家入さんのサムネイル画像

2012.05.10
家入一真
paperboy&co.創業者 / partycompany Inc.代表

>> 政治って、行っても無駄だと感じる前に、オヤジたちのものだというのが先にたってしまう。別にかっこよく、などとは言わないけど、いまってあまりに時代とかけ離れているんじゃないかと思う。...

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No.01

駒崎弘樹さんのサムネイル画像

2012.04.25
駒崎弘樹
NPO法人フローレンス代表理事

>> これまでの時代は、税収が右肩上がりで行政にある程度任せることができたが、いまの経済状況において、行政がすべてをおこなうことはほぼ不可能になってきました。多様なあり方すべてに...

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No.01

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2012.04.27
萱野稔人
津田塾大学准教授

>> インターネットの登場によって、政治だけでなく民間でも多くの情報開示が進みました。例えば、ネットもなくテレビもそれほど発達していなかった時代に、アメリカの大統領の演説を聞け...

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No.01

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2012.04.26
熊谷俊人
千葉市長

>> 政治家はわたしたち国民から選ばれます。しかし、いまはその政治家を選ぶプロセスに問題があります。その根っこである選挙制度をかえなければダメです。“政治”がおかしいのは“政治家”が...

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No.01

田原総一朗さんのサムネイル画像

2012.04.28
田原総一朗
ジャーナリスト

>> ネット選挙運動の解禁については大賛成。いま、若い人の80%以上は携帯をもっている。そうしたネット普及の状況の中、議員に おいても、選挙において使えないとまったくもって意味が...

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COMING SOON...

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