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NO.02 04.26
熊谷 俊人 氏 ( 千葉市長 )

政治家を選ぶ仕組みである選挙制度を変えなければ

K: 政治家はわたしたち国民から選ばれます。しかし、いまはその政治家を選ぶプロセスに問題があります。その根っこである選挙制度をかえなければダメです。

“政治”がおかしいのは“政治家”がおかしいから。“政治家”がおかしいのは“政治家を選ぶシステム”がおかしいから。なのに、なぜこの国は「政治が悪い」「政治家がおかしい」という声はあがるのに、それを作り上げるシステムが悪いことになぜ気づかないのかと思うと、本当に不思議です。

日本の公職選挙法は諸外国と比べたらおかしいのは明らかです。おかしいなら変えなければいけません。もっともっと国民は選挙制度に疑問を持ってほしいですし、これをかえれば選ばれる政治家はずっと良くなります。

情報は市民と共有するもの

K: 私が千葉市議に立候補した時でも、情報が市のホームページに掲載されていて、それをみればある程度のことはわかりました。しかし議員になればみなさんに公開されている情報の100倍ぐらいの情報が入って来ました。議員から市長になるとそこからさらに100倍の情報を持っていることに気づきました。つまりは、市民より1万倍もっているということです。これをとにかく市民に公開しないと、市について知っていることの前提条件が違うことになります。

前提条件が違う人間がいくら会話しても意味がありません。このずれを直さなければいけないと考え、インターネットを当然のように使ってどんどん情報を出していきました。

インターネットを使った選挙活動の3段階

K: 現在の公選挙法において、インターネットを使った選挙活動ができないことには、3つの段階の問題点があるとおもいます。

まず1つに選挙公報の問題です。選挙公報を手に入れることができる人が限られ“知る権利”が阻害されています。期日前投票に行く人でも選挙公報を見ることができずに投票に行っている人がいるという問題がありました。これらの問題は、選挙公報をインターネットで公開するだけで解決され、私も言い続けてようやく公開が解禁される事となりました

次にやるべきことは、少なくとも候補者が選挙期間にインターネットを使える状況にすることです。私はTwitter対話集会とか色々やっていますが選挙期間になるとできません。これっておかしいですよね。一番対話をしなければならない選挙期間に行えないのですから。不特定多数の人はともかく候補者本人くらいは、インターネットで選挙活動をできるようにしなければいけません。

ここまでの2つのステップの解禁には何のデメリットもありません。3つ目は不特定多数の人がネットで選挙活動をすることです。ここは弊害もあるので、メリットとデメリットを比べて、デメリットを少なくする議論をきちんとして、この第3段階に進むべきです。インターネットの選挙活動解禁となると、なんとなくいきなり第3段階の議論になってしまっていますが、まずは第2段階までをおこない、それを見極めた上で第3段階をやるというように段階を踏むべきです。

選挙事務所とウェブサイトは同じ

K: 候補者のウェブサイトがなぜかいまはビラと同じ扱いになっていて規制されています。本人が望まないのに送りつけられる可能性のあるプッシュ型のビラと違い、はウェブサイトは有権者が自分の意図を持ってアクセスしない限り見ることのないプル型のものです。

それはリアルのもので考えると選挙事務所とまさに同じです。それを文書図画扱いにしているからおかしいことになっています。選挙事務所と同じ扱いにして一人一つだけウェブサイトを許可すればいい。これは現行の法律の解釈の問題であり、総務大臣の判断一つで変えられます。

声なき声に対して

K: ネットで情報を公開することで、それまで関心を持たなかった人が関心を持てるようになります。メディアなどによりフィルターをかけられていない一次情報を得ることができ、有権者それぞれが自分の意思できちんと考えることができるようになります。

また、忙しい人でも場所や時間を問わず最低限の情報を手に入れることが可能となります。さらにいえば、候補者に質問をしたら答えが返ってくる可能性が高まり、双方向が担保されます。

Twitter対話集会をやればやるほど、「初めて市政について考えるようになった」という人が増えています。さらに、実際の場でも「Twitterみています」と若い人から声をかけられることが多くなってきました。
これまで市長が“遠い存在”だったのが、“声をかけてもいい存在”なったといえます。これは画期的なことです。これにより、声無き声をもっと聴くことができるようになりました。

今後、いまの日本はネット選挙運動解禁を始め公職選挙法を見なおし、政治家をつくる新たな仕組みを作らなければなりません。

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VOICE / ARCHIVE

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No.19

Suzukiさんのサムネイル画像

2012.05.28
古賀茂明氏
大阪府・市特別顧問/元内閣官房内閣審議官

>> ネット選挙は100%大賛成。日本の大きな変革を始めなければ大事な間に合わなくなる。大事な決定をするときに、多くの人が参加して決めてもらいたい...

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No.18

嘉田さんのサムネイル画像

2012.05.28
嘉田由紀子氏
滋賀県知事/未来政治塾塾長

>> 実は、政治というのは未来をつくる。今若い人が仕事が無い、年金がどうなるんだろう。子供も育てにくい。こういう仕組みは過去10年前...

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No.17

Suzukiさんのサムネイル画像

2012.05.27
Emmy Suzuki Harris氏
change.org 日本キャンペーン担当

>> change.orgとは署名活動をサポートするプラットフォームで、毎月15万ほどのキャンペーンがスタートしています。全世界で1600万人ほどの...

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No.15

岩瀬さんのサムネイル画像

2012.05.19
岩瀬大輔
ライフネット生命保険副社長

>> 若いひとが、より政治に関われば、この社会は変わると思う。そのために、インターネット選挙をより使いやすくすることは非常に大切 ...

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No.10

荻上さんのサムネイル画像

2012.05.19
荻上チキ
評論家/「αシノドス」「シノドスジャーナル」編集長

>> まず前提として、選挙や政治に参加「しない」ということは、それは要するに「損をしてもしょうがなくなる」ということです。なにかしらの政治参加を一切...

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No.13

勝谷さんのサムネイル画像

2012.05.19
勝谷誠彦
コラムニスト

>> ネット選挙運動はもちろん解禁されるべきでしょう。日本の選挙は色々縛りが多すぎます。こんな国は世界中にありません。...

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No.12

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2012.05.19
飯田哲也
環境エネルギー政策研究所所長

>> ネット選挙をもっと活性化するように解禁したほうが良い。去年の3月11日の地震、津波、原発事故以降、日本が大きく変わったのは、日本版ジャスミン革命...

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No.11

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2012.05.18
岸博幸
慶応義塾大学大学院教授

>> 利点として、ネットが現在のように普及し一般レベルにまで使われている状態において、本来投票行為というものは、できるだけ多くの情報を知り、...

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No.10

上野さんのサムネイル画像

2012.05.17
上野千鶴子
社会学者/WAN理事長

>> 私のような還暦すぎた人間でも、今やiPadは手放せない。インターネットがこれだけ普及した時代に、これを政治の世界に持ち込まないということは本当に遅れているというか、既得権益を守りたい...

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No.09

関根さんのサムネイル画像

2012.05.16
関根健次
ユナイテッドピープル株式会社
代表取締役

>> 禁止されている選挙運動期間中(2週間)に、政治に興味を持った場合、誰かから話を聞かない限り考え方が変わらない。インターネットで情報が見られることは判断をする上で材料が広がるから必要だ...

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No.01

宮台さんのサムネイル画像

2012.05.14
宮台真司
社会学者

>> ウェブサイトについて言えば、これは文書の“頒布”ではない。なぜかというと、渡すのではなくて、わざわざ知りたい人が情報を取りにくるわけですよね。簡単にいえば「PUSH」ではなくて「PULL」型である...

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No.01

津田さんのサムネイル画像

2012.05.12
津田大介
ジャーナリスト/メデイアアクティビスト

>> インターネット選挙解禁をするかしないか、民主党が政権をとった2009年以降ずっと大きな問題であったが、このようなことを禁止している先進国はないので、政治の情報がインターネット...

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No.01

家入さんのサムネイル画像

2012.05.10
家入一真
paperboy&co.創業者 / partycompany Inc.代表

>> 政治って、行っても無駄だと感じる前に、オヤジたちのものだというのが先にたってしまう。別にかっこよく、などとは言わないけど、いまってあまりに時代とかけ離れているんじゃないかと思う。...

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No.01

駒崎弘樹さんのサムネイル画像

2012.04.25
駒崎弘樹
NPO法人フローレンス代表理事

>> これまでの時代は、税収が右肩上がりで行政にある程度任せることができたが、いまの経済状況において、行政がすべてをおこなうことはほぼ不可能になってきました。多様なあり方すべてに...

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No.01

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2012.04.27
萱野稔人
津田塾大学准教授

>> インターネットの登場によって、政治だけでなく民間でも多くの情報開示が進みました。例えば、ネットもなくテレビもそれほど発達していなかった時代に、アメリカの大統領の演説を聞け...

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No.01

熊谷俊人さんのサムネイル画像

2012.04.26
熊谷俊人
千葉市長

>> 政治家はわたしたち国民から選ばれます。しかし、いまはその政治家を選ぶプロセスに問題があります。その根っこである選挙制度をかえなければダメです。“政治”がおかしいのは“政治家”が...

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No.01

田原総一朗さんのサムネイル画像

2012.04.28
田原総一朗
ジャーナリスト

>> ネット選挙運動の解禁については大賛成。いま、若い人の80%以上は携帯をもっている。そうしたネット普及の状況の中、議員に おいても、選挙において使えないとまったくもって意味が...

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COMING SOON...

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